外観検討の際、現地の雰囲気やまちなみを意識します。
カタチはもちろん、昼間のイメージで検討するのはみなさん既に行っているでしょうし、意匠としても考えやすいかと思います。
が、問題は夜です。
※タヌキハウス
川辺のあかり
まちの一部なるということは、まちの機能の一部とならなければならない。
とタヌキは常々考えています。
住宅で?箱物にその役を任せてはだめなのか?
ダメです。
住宅こそまちの主役です。顔なのです。
まちを構成する要素としては住宅が圧倒的でしょう。無視できるものではありません。
話をもどします。
夜が問題とはどういう事かというと、
まちの灯として機能しているか。と
いうことです。
前橋市平和町に住み、夜の街をふらふらと散歩やランニング、ご飯に歩くことが多くなって思うことは、灯が表情を作っているなと。
兎も角、夜は目に映るエッジラインではなく、あかりが表情を作り、街を作っていると考えます。
あかりごとに、小さな小さなコミュニティを作っているのも面白いですね。
だから思うんです。
一生懸命考えて、沢山お金をかけて建てたお家。
でもね、昼間も夜もカーテン閉まってませんか?
それも昼夜問わず遮光100%のでみっちりと。
加えて開けもしないのに引違いテラス。
それ、窓要ります?笑
別に窓でなんとかしろって話でもないんです。
締め切ってたって外構や、アプローチ、まちとの距離の取り方でうまくまちの一部として機能し、溶け込んでいる素晴らしい住宅も沢山見てきました。
押し付ける事もしませんが、そういう事を少しでも考える人が増えたらなんて思います。、
窓一つ、あかり一つ、あるだけで変われるまちの雰囲気。
タヌキ建築設計室ではそんな建築を、住宅を創っていきたいです。
因みにおすすめは 障子 です。意匠、機能、断熱、全て叶える夢のレイヤーです。最高です。
寄せ木なんかあしらった障子検討してる方いらっしゃいましたら是非たぬきへ。
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