先日?先月?引き渡した現場の気密測定に入りました。
工期と工程の都合上、中間測定ができない状態での本番ぶっつけドキドキ測定です。
わからない方の為に軽く説明すると
気密測定タイミングは
1.気密シート施工完了時又は、かつ貫通部分施工済み
2.完成時
かな?
1をやって、数字が悪ければ穴あいてる箇所探して補修なり、なんなりできるんですよ。
今回の場合、それができずもう住み始めてからの測定でした。
なのでシートや、テープ、ウレタン箇所、色々をもう考えうる限りの手を尽くして一回勝負の施工だったんです。
で、完成時ではなく更に遅れて住んで1ヶ月後の測定値が、
c=0.2.
(3回計測の平均を取ります。実は3回目で1.9がでました)
断熱気密のアドバイスに入っていただいた専門家の野尻様はもちろん、棟梁、電気工事職人、設備工事職人、ガス工事職人、各々の協力とチームワークが無ければまた、結果は違ったと思います。
お施主さんが喜ぶ姿が本当に嬉しかったです。
気密については何処まで気を使えるのかによるところが大きいと思います。
突き詰めていくのは大事だとは思いますが、その為に大きくコストと工法を変え、施工自由度が無くなるのは私の意に反する所もありますので可能な限りこれからもこれ以上を狙って…。
な所が気密に関するたぬき建築設計室の方針です。
その為だけにほかの色々が制限、固定化するのは本末転倒ですし。
今はお庭作ってます。
早く写真撮影に入りたいですね。
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