大工さんのに限らずなんですが。
断熱材を詰めて居る時に大工さんがこれ使いなよ。ってくれたのがこれ。
透湿シートの芯と、断熱材の梱包ビニルシート。
これぱっと見ゴミですよね?
私が見てもゴミです。
ただ、一層目の断熱材詰めてたら今回の場合二三層目の断熱材下地の小口が引っかかってうまくスライドさせられないんですよね。
大工さんも同じ事思ったんでしょう。
それで現場でとっさにつくったのがこれ。
いや、やっぱりゴm…じゃなかったです。
めちゃくちゃ有用です。
この芯とビニルシートで作ったスライダーで木口面を覆う事で断熱材がすんなり入っていくんですよ。
グラスウールって実は施工が非常にシビアで難しいと思ってます。ふんわり具合とか、どこまで潰して良いのか、ひっぱっていいのか。本当に難しい。
なので引っ張る際に引っかかって強く掴もうものなら潰れます。潰れたら断熱材としての効果半減ですよね。あれって飽くまで、
あのふんわりのまま使う事が前提
なのでとっても難しいんです。
入っていればいいというものではないのです。
それを理解して、少しでも精度が高い施工を目指してなにかできないかと、お金をかけず現場にあるもので何かないかと、ひねりだしてくれる大工さんには貴重だし離したくありません。
そいう気の使い方が高気密高断熱住宅には必要です。
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