はい。
今回の物件の方法はこれです。
毎回毎回屋根断熱が検討に入る際、どんな方法でやれば手間かからずに済むか考えながらプレカット図とにらめっこします。
登り梁を910ピッチで入れるのが一番楽ですが、加工費材料費が跳ね上がるので頭を悩ましていましたが今後しばらくこの方法で行くかも分かりません。
今回は、
野地 垂木90 母屋105 が屋根構成となるので、
垂木90はそのまま通気層に。
母屋105に一層目を。
問題はその下の2.3層目ですが、
210の破風板材を縦に使うことにしました。
ぴろぴろって母屋から見えてる紙は防風層形成のシートです。
機密処理もしっかりと。ぺたぺたと。
ここだけ施工してますが、これ、UB上部で今のうちにやっとかないと施工難易度が恐ろしい事になりそうなので先行して施工。
急遽で近くの問屋にあったマグの袋入断熱材持ってきてもらったんだけど、もう二度と使わない。
袋を剥がして使ったんだけど、
とにかくかゆい。せきこむ。やわらかい。
袋入で使うこと前提のものだったのだろうから、最初から裸のGWとはなにか違うのかも。
こんなんだったっけ?いや、違うと思うんだよなぁ...。自分の家やったときに裸の使ったけど、咳き込まなかったし。
あとウルトのシート、ヴァリオツヴァイになってから表面がテカテカしててあんまり好きくない笑
DB2のサラサラマットな感じが好きだった...。
まぁ隠れる所だし、性能は前者のほうが可変式で良くなってるから使うけども。
今計画中の物件は軒上断熱に挑戦しようかと思っています。意匠的に高さを出して良い、勾配天井なしなら使わない手はないかと。
だんだん、意匠設計屋から始めたのにそういう創意工夫をどのようにするかを大工と考えるのが好きになってきています。
やっぱり現場は楽しい。
Comments